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社会

仁川空港 乗り継ぎ旅客46万人減少

Write: 2015-01-30 12:57:38Update: 2015-01-30 14:48:39

仁川空港 乗り継ぎ旅客46万人減少

仁川(インチョン)国際空港の乗り継ぎ旅客数が去年、前の年に比べて46万人も減ったことがわかりました。
仁川国際空港公社が30日、発表した統計によりますと、仁川国際空港の乗り継ぎ旅客数は、去年725万1000人で前の年に比べて46万人も減り、4年ぶりの減少となりました。
仁川国際空港の乗り継ぎ旅客数は、開港した年の2001年には162万7000人だったものが、2005年に300万人、2010年に500万人をそれぞれ突破し、伸び続けていました。
また全体の国際線の利用者のうち仁川空港を経由して、ほかの国に渡った利用者を示す「乗り継ぎ率」は2001年のおよそ11%からおととしは、およそ19%にまで上昇しましたが、去年は16%と3ポイント近く下がりました。
航空会社別では、アメリカやヨーロッパなど長距離路線の多い大韓航空が43万3000人減ったのに対して、アシアナ航空は9万1000人増えました。大韓航空の減少分は、仁川空港の乗り継ぎ旅客数の減少分46万人のほとんどにあたります。
仁川空港の乗り継ぎ旅客数が減少した理由としては、中国の航空会社がアメリカへの直行便を増やしたことや、国内線を中心に運営されていた羽田空港が去年3月以降、国際線を3路線から16路線に増やしたこと、ドバイ空港を基盤とするエミレーツ航空などが安価な航空券を売りに、路線を拡大していることなどが挙げられます。
国土交通部や仁川空港、国内の航空各社は、去年末から仁川空港の乗り継ぎ旅客を増やすための対策づくりに取り組んでいます。

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