北韓が去年、中国からスマートフォンなどのIT機器を輸入した金額がこれまででもっとも多かったことがわかりました。
韓国貿易協会の統計によりますと、北韓が去年、中国からスマートフォンなどのIT機器を輸入した金額は、8284万ドルで、おととしの輸入額のおよそ2倍に上ったということです。
これは、統計を取り始めた2007年以来、もっとも多いものです。
またノートブックを含む10キログラム以下の携帯用の情報処理機器の輸入額も2300万ドルで、おととしに比べて16%増えました。
北韓では、スマートフォンの利用者数が去年6月の時点で、全体の人口のおよそ10%にあたる240万人とされていて、IT機器が普遍化の段階にあると分析されます。