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経済

韓国の12月産業生産 前月比0.9%増

Write: 2015-01-30 14:38:27Update: 2015-06-30 13:30:26

韓国の12月産業生産 前月比0.9%増

生産、消費、設備投資など産業活動を示す指標が先月、軒並み改善したことがわかりました。
統計庁が30日、発表した先月の産業活動動向によりますと、韓国の全体の産業生産は、前の月に比べて0.9%増えました。
去年10月から3か月連続の増加で、増加幅も大きくなっています。
これは、自動車や半導体部品など鉱工業生産が3%も増加したためとみられます。
小売販売は、携帯電話やコンピューター、冬物衣類などの販売が大きく伸びたことから前の月に比べて2.2%増えました。
設備投資は、一般の機械類では減少しましたが、自動車や電気などへの投資が増え、1.7%増加しました。
現在の景気を示す景気動向指数は、前の月に比べて0.3ポイント上昇し、4か月ぶりに上向きました。また今後の景気を予測する景気先行指数も前の月より0.2ポイント上昇しました。
企画財政部は、「主な景気指標が改善している。ことし1月から3月までの第1四半期には、原油安の効果が本格的に現れると期待されるため、景気は内需を中心に持ち直すとみられる」と話しています。
しかし、去年の年間の産業生産はおととしに比べて1.1%の増加にとどまり、統計を取り始めた2000年以来もっとも低くなりました。
これについて統計庁は、景気が全般的に停滞しているなかで、旅客船セウォル号の沈没事故や自動車業界のストライキーなどの悪材料まで重なったためと分析しています。

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