現代グループの構造調整によって売却されることになった現代証券を、日本系の金融グループ「オリックス」が買収する可能性が高くなりました。
現代証券の売却を主管する産業銀行は、30日、優先交渉対象者として、日本系の金融グループ「オリックス」を中心とするコンソーシアムを選定したと発表しました。
予備交渉対象者には、韓国の私募ファンド「ファインストリートグループ」が選ばれたということです。
産業銀行は上半期中に現代証券の売却を完了する計画です。
オリックスは去年9月にも現代グループから現代ロジスティクスを買収したほか、スマイル貯蓄銀行を買収して運営するなど、韓国金融業界への進出を拡大しています。