去年1年間、国内の牛乳の消費量が過去最多になったにも関わらず、韓国産牛乳の在庫量がこれまででもっとも多い23万2000トンに上ったことがわかりました。
農林畜産食品部によりますと、去年1年間の国内の牛乳の消費量は、一昨年に比べて1.9%増加して364万8000トンに上り、過去最多となりました。
その一方で、韓国産牛乳の在庫量は、一昨年に比べて2.5倍増加して23万2000トンに上ったということです。
これについて牛乳業界の関係者は、「去年は例年に比べて平均気温が高いうえ、飼料の価格も下がったため、牛乳の生産が急増している。また、最近は食生活の西洋化に伴ってバターやチーズなど牛乳の加工品の需要が増えており、牛乳の消費量も増加しているが、韓国産牛乳は海外から輸入した牛乳に比べて値段が高いため、在庫量も増えたものとみられる」と説明しています。