鳥インフルエンザが発生した南東部の慶尚南道のアヒル農家で、飼っていた犬から鳥インフルエンザの抗原が検出され、当局が調査を進めています。
農林畜産検疫本部によりますと、先月末にアヒル農家で飼っていた犬3匹から鳥インフルエンザの抗原が検出され、特別な症状はなかったものの、感染拡大を予防するために処分したということです。
犬から抗原が検出されたのは、感染して死んだアヒルを犬が食べたためと推定されています。
去年3月と9月にも犬から鳥インフルエンザの抗原が検出されたケースがあり、その際には抗体も検出されています。
農林畜産検疫本部はヒトへの感染可能性はないものとみています。