来月出版される日本の高校の調理教科書に、東日本大震災の被災地住民にキムチを届けた韓国人の温情が紹介されることになりました。
日本の仙台総領事館が3日明らかにしたところによりますと、出版するのは、日本の実教出版で、
仙台総領事館が去年とおととしに開催した「仙台白菜で作るキムチフェスティバル」の内容を高校の調理教科書に載せることを決めたということです。
このフェスティバルは、仙台総領事館が2011年3月の東日本大震災被災地の住民に、キムチを届けようと、去年とおととしに行ったものです。
調理教科書には、「地域の食文化を生かした国際交流」と題して、「仙台の韓国総領事館と宮城県による交流事業のキムチフェスティバルが開かれ、この時に漬けられたキムチが仙台市の被災地住民に届けられた」という記述が紹介されるということです。