アメリカのオバマ大統領は、朴槿恵(パク・クネ)大統領を年内にワシントンに招く見通しです。
アメリカ大統領府のライス国家安全保障担当補佐官は6日、オバマ政権が発表した「国家安全保障戦略」についてワシントンで講演しました。
ライス補佐官はこの中で、アジア太平洋地域の均衡をはかる政策を進めることを明確にし、日本の安倍晋三首相と中国の習近平国家主席に年内の公式訪問をそれぞれ要請したことを明らかにしました。
そして朴槿恵大統領とインドネシアのジョコ・ウィドド大統領も、今年中にホワイトハウスを訪問することを期待すると述べました。
ライス補佐官は、アジア各国の首脳をホワイトハウスに招くのは、オバマ政権のアジア重視戦略にもとづいて、これらの国々との関係を強化するためだと説明しています。