社会
脱北者の所得 一般国民の3分の2
Write: 2015-02-10 10:19:40 / Update: 2015-02-10 10:19:40
韓国に定着して、賃金労働者として働いている脱北者は、一般の国民に比べて労働時間は長いものの、所得は3分の2に過ぎないことがわかりました。
統一部と北韓離脱住民支援財団は、おととし12月まで韓国に入国した15歳以上の脱北者1万2700人あまりを対象に、去年7月から3か月にわたって実態調査を行って9日、結果を発表しました。
それによりますと、韓国で賃金労働者として働いている脱北者の所得は、月平均147万ウォンでした。
これは、前の年の調査結果に比べると5万7000ウォン増えていますが、一般の国民の223万1000ウォンに比べると、3分の2となっています。
また脱北者の労働時間は、週平均47時間で、一般の国民の44.1時間を3時間上回りました。
脱北者の雇用率は53.1%、失業率は6.2%で、前の年の調査結果に比べるとやや改善しましたが、一般の国民の雇用率の60.8%、失業率の3.2%に比べると依然として厳しくなっています。
雇用形態別には、常用雇用が53.2%、日雇いが19.8%、臨時雇用が15.9%などで、日雇いの割合が、一般の国民に比べて3倍以上高くなっていました。
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