韓国の遠洋漁船による違法操業について、アメリカは、韓国を違法操業国に予備指定していましたが、このほど最終的に除外したことが分かりました。
韓国海洋水産部によりますと、アメリカ海洋大気庁は、現地時間の9日、違法操業の根絶に向けた韓国政府の多角的な措置を評価するとともに、韓国に対する違法操業国予備指定を解除するという内容の最終報告書を発表したということです。
違法操業国に指定されますと、アメリカへの水産物輸出が全面禁止となり大きな打撃を受けることになります。
アメリカは、韓国の遠洋漁船が2013年1月に南極海で、定められた漁獲量を超過するなどの違法操業を行ったうえ、これに対する韓国政府の措置が不十分だとして、韓国を違法操業国に予備指定していました。