仁川(インチョン)市の永宗(ヨンジョン)大橋で11日午前、車100台あまりが追突する事故があり、午後3時現在、2人が死亡、日本人2人を含む60人あまりがけがをしました。
11日午前9時40分頃、仁川国際空港がある永宗島とソウル首都圏をつなぐ永宗大橋のソウル方面に向かう上り線で、空港リムジンバスが前を走っていた乗用車に追突し、乗用車やバスなど100台あまりが次々と追突しました。
この事故で、午後1時現在、2人が死亡、60人あまりがけがをし、近くの病院で手当を受けていますが、このうち7人は重症だということです。
けが人の中には、日本人2人を含む外国人が19人含まれていて、国別には、中国人7人、タイ人5人、ベトナム人2人、そして、ロシア、バングラデシュ、スイス人がそれぞれ1人ずつとなっています。
事故当時、周辺は濃い霧で視界が10メートルに及ばなかったということで、
警察では、車間距離が短かったため、ブレーキが間に合わず追突したものとみて、詳しい原因を調べています。