韓国の児童・生徒は、3人に2人が週1回以上ファストフードを食べていることがわかり、健康的な食習慣を身につけるための取り組みが求められています。
教育部は去年4月から6月までの間、全国の小中高校の児童・生徒8万2500人あまりを対象に「学校健康検査の標本調査」を行って、11日、結果を発表しました。
それによりますと、高校生の74%、中学生の72%、小学生の61%が週1回以上、ハンバーガーやピザなどのファストフードを食べていました。
2010年の調査では、高校生が62%、中学生が60%、小学生が53%でしたが、すべての年齢で大きく増えています。
一方で、朝食を食べない児童・生徒の割合は、高校生が15%、中学生が12%、小学生が4%で、これも2010年に比べて増えています。
教育部の関係者は、「子どもたちが健康的な食習慣を身につけるためには、朝食を抜かさずしっかりと取り、ファストフードはなるべく食べないようにすることが大事だ」として、各家庭での取り組みを呼びかけています。