韓国製マッコリの先月1月の中国への輸出が、前の月の去年12月に比べて187%も増加したことがわかりました。
農林畜産食品部によりますと、1月の韓国製マッコリの中国への輸出額は、前の月に比べて187%増加して25万3000ドルに上りました。
マッコリの中国への輸出額は、2012年に141万8000ドルでしたが、2013年は147万8000ドル、2014年は199万1000ドルへと大幅に増えました。
また、アメリカやベトナムへの輸出も好調で、1月のマッコリの輸出額は、1年前の去年1月に比べて5%増加して126万5000ドルに上りました。
一方、1月のマッコリの日本への輸出は、去年1月に比べて28%減少して63万ドルでした。
これについて農林畜産食品部の関係者は、「最近、中国では健康志向の高まりを受けて、アルコール度数の低いマッコリが人気を集めている。その一方で、マッコリの日本への輸出は、政治問題や円高などの影響で減少したものとみられる」と説明しています。