ソウル市は、微小粒子状物質PM2.5の注意報が発令された際に、ソウル中心部の南山にあるソウルタワーに赤色の照明を点灯することにしました。
微小粒子状物質のPM2.5の注意報は、時間当たり濃度が120μg/m³以上の状態が2時間以上続くときに発令されます。
ソウル市は2011年5月から直径10ミクロン以下の微小粒子状物質PM10の時間当たり濃度が45μg/m³以下の比較的大気の状態がいいときにソウルタワーに青色の照明を点灯していましたが、市民の関心を高めるために、大気の状態が悪いときには赤色の照明を点灯することにしたものです。
ソウル市の関係者は、比較的大気のいい状態がよく青色の照明が点灯される日は年間170~200日、大気の状態が悪く赤色の照明が点灯される日は年間15~20日になるだろうとしています。
微小粒子状物質のPM2.5の注意報は、2013年には22日、2014年には13日でした。