韓国では、新居や挙式、新婚旅行など結婚にかかる費用が、1組当たり平均およそ2600万円にのぼることがわかりました。
ウェディングコンサルティング会社「デュオウェド」がこの2年間結婚した男女1000人を対象に結婚の費用について調べて、16日、発表したところによりますと、結婚の費用は、1組当たり平均2億3800万ウォン、およそ2563万円かかったということです。
このうち男性は、費用の64%にあたる平均1億5200万ウォンを、女性は、36%にあたる8600万ウォンを分担していました。
また結婚の費用に占める新居の費用は、平均1億6800万ウォンでした。
年齢別には、20代が平均1億8600万ウォン、30代が1億6800万ウォン、40代が1億5000万ウォンと、若いほど新居にかける費用が多くなっていました。
また新居としてマイホームを購入する割合も、20代が30%、30代が25%、40代が19%と、若いほど多くなっていました。
「デュオウェド」の関係者は、「20代は親からの資金援助やローンで、住宅を積極的に購入しているのに対して、30代や40代は、住宅の購入について実用的に考える傾向がある」と分析しています。
そのほかの費用として、新婦が新郎側の両親や親族に届ける贈り物の「礼緞(イェダン)」がおよそ1600万ウォン、結婚指輪などの「礼物(イェムル)」がおよそ1600万ウォン、挙式がおよそ1600万ウォン、嫁入り道具がおよそ1400万ウォン、新婚旅行がおよそ500万ウォンなどとなっていました。