イスラム過激派組織「イスラム国」のグループが15日、リビアで人質にしていたエジプト人労働者でキリスト教の一派のコプト教徒の21人を殺害したとみられる動画をネットに公開した事件で、北韓の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は、エジプトのシーシ大統領に宛てて電文を送り、哀悼の意を伝えたと、朝鮮中央通信が19日報道しました。
この電文で金永南常任委員長は、エジプト政府と遺族らに深い哀悼の意を表するとともに、「北韓はあらゆる形態のテロや、テロへの支援に強く反対し、今回のテロを強く糾弾する」と述べました。
これとは別に北韓のリ・スヨン外相も、同じ内容の電文をエジプトのシュクリ外相宛てに送ったということです。