国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、国際的な暴力的過激主義の出現を防ぐため、近く、国連で宗教指導者の会議を開く計画を明らかにしました。
潘基文事務総長は、現地時間の19日、70あまりの国と国際機関の代表が参加してワシントンで開かれた「暴力的過激主義への対応サミット」で演説し、
「イスラム過激派のイスラム国やアフリカのボコ・ハラムのように、国境を越えた新たなテロ組織の出現は、国際社会の平和と安全に重大な脅威となっている」と強調しました。
そして「宗教指導者の相互理解を深めて結束のメッセージを伝えるため、数か月以内に特別な行事を主催する」と述べ、国連で宗教指導者会議を開く計画を明らかにしました。