韓国の労働者全体に占める低賃金労働者の割合が、OECD=経済協力開発機構加盟国の中で2番目に高いことが分かりました。
経済社会発展労使政委員会が21日に発表した「2014年賃金報告書」によりますと、韓国では2012年の時点で、賃金が平均の3分の2未満の低賃金労働者の割合が25.1%にのぼっていることが分かりました。
これはOECD平均の16.3%を大きく上回っているうえ、25.3%のアメリカの次に高くなっています。
次いで、アイルランドが21.85%、カナダ21.7%、イギリス20.5%の順でした。
日本は14.3%でした。