島根県が県条例で「竹島の日」と定めた22日、ソウルの日本大使館前では日本の領有権主張に抗議する集会が相次ぎました。
この日、市民団体の「獨島国民運動本部」のメンバー150人余りは、大使館前で集会を開き、「竹島の日」制定を撤回し、関連行事を中断するよう求めました。
メンバーらは集会を終えたあと、歴史を歪曲せず、韓国固有の領土である獨島に対する不当な領有権主張を撤回するよう求める安倍晋三首相宛の抗議書簡を大使館側に伝えました。
また、市民団体の「独島郷友会」のメンバー50人余りも、日本大使館前で集会を開き、不当な領有権主張をやめるよう求めました。
「独島郷友会」のメンバーらは集会のあと、記者会見し、竹島の日の関連行事に日本政府が去年に続いてことしも次官級を派遣したとして批判し、謝罪すべきだと主張しました。