韓国では23日、全国で黄砂が観測されています。
気象庁は23日午前6時半現在、ソウルと仁川市など首都圏で黄砂警報が、大田市と忠清道、江原道、慶尚道など、全国で黄砂注意報が継続中です。
今回の黄砂はモンゴル南部と中国北部で発生したもので、ソウルでは22日午後から黄砂警報が発令されました。
冬場に黄砂と関連した特報が出されたのは2010年12月以来4年2ヶ月ぶりです。
一方、ソウル市は、23日午前1時からPM2.5(微小粒子状物質)の注意報を発令しました。
PM2.5の注意報は1立方メートル当たり120マイクログラムの状態が2時間以上続くときに発令されます。
ソウルでPM2.5の注意報が発令されたのは2013年10月に初めて発令して以来8回目で、ことしに入ってからは初めてです。
ソウル市は、呼吸器疾患がある人や高齢者に外出を控えるよう呼びかけています。