北韓の金正恩（キム・ジョンウン）第1書記の叔母の金敬姫（キム・ギョンヒ）前朝鮮労働党書記の死亡説について、
国家情報院は24日、非公開で行われた国会の情報委員会で、金敬姫氏の生存を確認したとして、死亡説を否定しました。
金敬姫氏は、政権のナンバー2で夫でもあった張成沢（チャン・ソンテク）氏が、おととし12月に粛清されたのに伴って、党のあらゆる役職から退いています。
心臓血管関係の慢性疾患を患っている金敬姫氏については、国内外で、去年10月頃から自殺説、死亡説が取りざたされていましたが、委員会に出席した議員によりますと、李丙琪（イ・ビョンギ）国家情報院長は、「最近、NHKで報道された金敬姫氏の死亡説は事実ではないことが確認された」として、死亡説を否定したということです。