北韓は26日、朴槿恵(パク・クネ)政権の2年間、南北関係は破局に突き進んできたと非難しました。
北韓の労働党機関紙「労働新聞」は26日、論評を掲載し、そのなかで、「朴槿恵(パク・クネ)政権2年の間、南北関係はずっと破局に突き進んできた。破局の原因は、韓国当局の依然とした対決政策と同族に対する極度の敵対感のせいだ」としています。
また、論評は、「朴槿恵政権が掲げる北韓政策は、徹底した南北関係破壊政策」と非難し、「韓国は、これまでの合意を無視し、制度の統一に向けた対話だけを要求している。韓国が主張する対話は、北韓の変化を前提とし、それを誘導するためのものだ」としています。
論評はさらに、「どのような口実でも、この2年間の罪は隠すことができない。反統一的な政策が撤回されなければ、南北間に対話も関係改善も存在しないという深刻な教訓を与えている」と述べ、韓国の北韓政策の変化を求めました。