去年の韓国の労働者の平均年齢は44.2歳と、さらに上がっていることがわかりました。
統計庁が27日にまとめたところによりますと、去年の労働者の平均年齢は44.2歳で、前年に比べて0.2歳上がっています。
労働者の平均年齢は1974年には36.3歳だったものが、1999年に初めて40歳を上回り、その後も上昇傾向が続き、この40年でおよそ8歳上がっています。
これは、人口の高齢化が進んでいるうえ、1955年から1963年までの間に生まれたベビーブーム世代が、老後の備えのために引退できずにいるのが背景にあるものとみられています。
去年の就業者数は、55歳~64歳が406万2000人で、20歳~29歳の若者の就業者、362万5000人を大幅に上回っています。