2月の貿易収支は、輸出額と輸入額が2か月連続でともに減少したものの、輸出額が輸入額を大きく上回り、76億5800万ドルの黒字となりました。
産業通商資源部によりますと、先月2月の輸出額は414億5600万ドルで、去年の同じ月に比べて3.4%減少した一方、輸入額は337億9900万ドルとなり、去年の同じ月に比べて19.6%増加しました。
このため、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、76億5800万ドルの黒字となりました。
これについて産業通商資源部は、「2月は旧正月の連休で休みが多く、企業の営業日が2.5日少なくなった一方、原油価格の下落で石油製品の価格も減少したため輸出額が減少したものの、原材料価格の下落で輸入額も大幅に減少しているため、貿易黒字になったものとみられる」と分析しています。
これで韓国の貿易収支は、2012年2月以来、37か月連続で黒字となっています。