韓国系カナダ人の牧師が北韓入りしたあと、連絡が途絶えていることが分かりました。
連絡が途絶えたのは韓国系カナダ人の牧師、イム・ヒョンスさん(60)で、1月30日に中国から北韓入りし、31日に平壌からカナダの教会関係者と電話で連絡を取り合いましたが、それ以来連絡が途絶えているということです。
カナダの教会関係者は、イム・ヒョンスさんはこれまで数回に渡って北韓を訪問した経験があるので大きな問題はないだろうとしながら、エボラ出血熱と関連して隔離されている可能性もあるとしました。
北韓は、エボラ出血熱の感染の疑いがある外国人を3週間隔離していますが、イム・ヒョンスさんが隔離されたにしても連絡が途絶えてから3週間以上過ぎていることから、抑留された可能性も排除できないとの指摘も出ています。
カナダ政府もイムさんが抑留された可能性もあるとして所在の把握に努めています。