昨年末現在、韓国は、海外に負っている債務よりも、海外に保有している資産が多い、対外純資産国になりました。
韓国銀行が5日にまとめたところによりますと、昨年末現在、韓国が海外に投資している資産は1兆802億ドル、海外からの韓国への投資は9983億ドルとなっています。
海外への投資から、海外からの投資を差し引いた対外純資産は819億ドルとなり、おととしのマイナス372億ドルに比べて1191億ドル増え、1994年に統計を取り始めて以来初めて、海外に負っている債務よりも、海外に保有している資産が多い、対外純資産国になりました。
これは、海外への投資が増えた一方で、韓国株式市場の株価の下落などで海外からの投資額が減っていることが背景にあるものとみられています。