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社会

米大使襲撃の容疑者 国家保安法違反の疑いも

Write: 2015-03-07 13:29:56Update: 2015-03-07 13:31:43

米大使襲撃の容疑者 国家保安法違反の疑いも

アメリカのリッパート韓国駐在大使の襲撃事件で、現場で現行犯逮捕された金基宗(キム・ギジョン)容疑者(54)に対して、ソウル中央地方裁判所は6日深夜、殺人未遂、外国使節への暴行、業務妨害の3つの容疑で逮捕状を出しました。
警察の調べに対して、金基宗容疑者は、「韓米合同軍事演習に抗議するためだ」として北韓との関連性を強く否定し、殺意はなかったと供述しているということです。
警察は金基宗容疑者の自宅兼事務所から押収した資料などから、反国家団体を取り締まる国家保安法違反の適用も検討しているということです。
検察は、ソウル中央地方検察庁の第二次長検事をトップとする公安1部検事全員による特別捜査チームを発足させ、警察から事件を引き継ぎ次第、犯行の動機や背後勢力、金基宗容疑者が北韓にたびたび入国していたことが疑われていることから、北韓との関連性を集中的に調べることにしています。
この事件で、与野党はそれぞれ報道官の論評を出し、与党セヌリ党は、「同盟国の大使が北韓寄りの従北過激主義者から襲われたことはあまりにも衝撃的だ」と述べました。また野党の新政治民主連合は、「個人の行動を従北勢力と位置づけ、政治的に利用することは韓米同盟に悪影響を及ぼしかねない」としてけん制しています。

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