中国の王毅外交部長は8日の会見で、中朝首脳会談の可能性を示唆しました。
王毅外交部長は会見で、中朝首脳会談について、中朝関係は信義と情を重視しており、その基礎は強固だとしたうえで、首脳会談は双方が便利な時期を調整する必要があるとしました。
王毅外交部長のこうした発言は、中朝首脳会談が年内にも行なわれる可能性があることを示すものとして受け止められていて、9月に中国で開催される「抗日戦争勝利70周年」の記念行事に合わせて金正恩第1書記が中国を訪問し、首脳会談が実現するのではないかとの見方も出ています。
中国と北韓は、2013年12月の張成澤氏処刑後、高官級の往来が事実上途絶えています。