去年の食料品価格の上昇率が過去最も低い水準となり、家計の消費支出に占める飲食費の割合を示すエンゲル係数も大きく下がりました。
統計庁のまとめによりますと、全国の2人以上世帯の消費支出は平均255万ウォンでしたが、食料品の消費支出は35万ウォンで、エンゲル係数は13.8%まで下がりました。
これは統計庁が家計動向調査を全国に拡大した2003年以降最も低い水準です。
消費者物価上昇率は去年1.3%でしたが、食料品価格の上昇率は0.3%にとどまりました。
統計庁の関係者は、エンゲル係数が過去最低の水準まで下がったことについて、所得水準が高くなったためではなく、食料品価格の上昇率が低い水準にとどまったためだと説明しています。