三星電子の韓国内での純売上が8年ぶりに最も低い水準となりました。
9日に発表された三星電子の監査報告書によりますと、三星電子の2014年の国内での純売上高は20兆7289億ウォン、およそ2兆2565億円で、前の年より9%減りました。
三星電子の国内での純売上は2007年に21兆1393億ウォンと初めて20兆ウォンを超え、2012年までは増える傾向が続いていましたが、2013年に減少に転じていました。
三星電子の全体の純売上を見ますと、アメリカでの純売上が33.3%、ヨーロッパでの売上が20.8%、アジアとアフリカでの売上が19.8%、中国での売上が16%を占め、韓国内での売上は全体の10%程度に過ぎません。
三星電子の純売上は世界的な景気停滞などの影響で韓国以外の地域でも減り、ヨーロッパの売上が-22.7%と最も大きく減り、中国での売上も-17.7%と大きく減りました。
ただ、アメリカでの売上は-1%と大きく変っていません。