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韓半島

政府 公開的な北韓向けビラ散布は望ましくない

Write: 2015-03-10 14:30:39Update: 2015-03-10 14:30:39

政府 公開的な北韓向けビラ散布は望ましくない

韓国の脱北者団体が今月26日頃に北韓に向けて、北韓の体制などを非難するビラと、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を描いた映画「ザ・インタビュー」のDVDを風船につるして北韓に向けて飛ばす計画を発表したことについて、統一部は10日、散布は望ましくないとして、思いとどまるよう説得していく考えを示しました。
これは、統一部当局者が10日に記者らに対して述べたものです。
このなかで、統一部当局者は、「ビラ散布は望ましくないという判断から、政府は慎重で賢明に判断するよう求めてきた。対面接触でも、ほかの方法でも、政府の立場を効果的に伝えることが必要だと考えている」としています。
また、統一部当局者は、「ビラの散布は、表現の自由の領域に当たり、世界的にもその価値に対する共通認識が広がっている。そのため、基本的に当局が強制的に規律することはできない」としながらも、「ただ、表現の自由のための行動がほかの人の安全などを害してはならず、ビラの散布が、地域住民の身の安全を明らかに脅かす場合は必要な措置を取らなければならない」と述べました。
また、ビラの散布を主導している韓国の民間団体を金銭的に支援していたアメリカの民間団体「人権財団」など、一部の外国団体が、今回のビラ散布への参加を検討していることについては、「外国人にも表現の自由は適用される」と述べ、制裁しない考えを示唆しました。
韓国の脱北者団体、自由北韓運動連合は7日、 北韓による韓国哨戒艦撃沈から5年となる26日前後に、北韓の体制を批判するビラと金正恩第1書記の暗殺を描いた映画「ザ・インタビュー」のDVDを風船につるして北韓に向けて飛ばす計画を発表しています。

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