海外に移住した韓国人の数が減り続け、去年は200人台でした。外交部の発表によりますと、去年、海外移住を申告した韓国人は249人で過去最も少なくなりました。
これは、韓国の経済力や国力の向上にともない、先進国との格差が解消されたためとみられています。
移住先をみますと、アメリカが177人、カナダ22人、オーストラリア16人などとなっています。
移住の目的は、「仕事のため」が75人、「縁故による移住」が72人などでした。
移住者の数は、統計を取り始めた1962年は386人で、その後、1976年の4万6533人まで急増しましたが、翌年から減少に転じ、2003年に1万人を割り込み、2000年には1000人を切り、その後も減少しています。