韓国では16日、全国で民間を対象にした防空退避訓練が行なわれました。
今回の訓練は北韓の空襲や砲撃に備えた防空退避訓練で、午後2時にサイレンが鳴ると同時に、通行中の車両は路肩で停止し、歩行者は地下鉄やビルの地下などの退避施設に退避しました。
訓練は15分間続けられましたが、鉄道、地下鉄、高速道路を走行中の自動車、旅客機、船舶は、訓練と関係なく通常運行し、病院の診療も通常に行われました。
韓国では災害や災難に備えた民間を対象とする訓練が年8回実施されますが、そのうち1回は空襲や砲撃に備えた防空退避訓練が実施されています。