ロシアが、戦勝節の記念行事に北韓の指導者が出席すると明らかにしましたが、金正恩（キム・ジョンウン）第1書記の名前は挙げませんでした。
ロシアのラブロフ外相が現地時間の17日に明らかにしたところによりますと、5月9日にモスクワで開かれる第2次世界大戦勝利70周年の記念行事に北韓の指導者が出席するということです。
またロシア外交部は、ラブロフ外相の話として、今月16日まで、中国の習近平国家主をはじめ、インド、南アフリカ共和国、ベトナム、モンゴル、キューバ、北韓など26か国の首脳が戦勝節の記念行事に出席することを確認したと明らかにしました。
これについて韓国政府の当局者は、ロシアが明らかにした「北韓の指導者」が金正恩第1書記とは断定できないとして慎重な姿勢を示しています。
一部では、ロシアが金第1書記が出席しない場合に備えて、あえて名前を挙げずに「北韓の指導者」という表現を使ったという分析も出ています。