韓国最大のお花見の祭り、「鎮海(チネ)軍港祭」が、4月1日から慶尚南道(キョンサンナンド)昌原(チャンウォン)市で始まりますが、祭りをおよそ1週間後に控え、昌原市鎮海区の町内では、桜の花がぽつぽつと咲き始めています。
鎮海で一番最初に花を咲かせる桜の木は、泥洞(イドン)の生活体育施設の隣に立っているソメイヨシノで、今月中旬から華やかな花を咲かせ始め、今では満開の状態です。
道行く人が足を止め、携帯電話やデジタルカメラで写真を撮っている姿もよく見かけられます。
アメリカのCNN放送が観光名所として紹介した桜の名所である、ヨジャ川の両岸に植えられた桜並木の花はまだ開花していませんが、河川沿いには色とりどりの照明灯が設置されています。
気象庁によりますと、鎮海で桜の花が本格的に咲き始めるのは28、29日になる見込みだということです。
今年で53回目を迎える鎮海軍港祭は、来月1日から10日まで開かれ、鎮海沖の海辺で大規模な花火ショーが行われて春の夜空を彩るほか、海軍のパレードが繰り広げられます。