中国が主導して創設を目指す新たな国際機関、AIIB＝アジアインフラ投資銀行について、韓国政府が参加する方針を決めました。
これは企画財政部が26日夜、明らかにしたものです。
それによりますと、政府は、AIIBへの参加方針を中国側に書簡で伝えており、すでに創設メンバーに決まっている国の同意を得れば韓国も創設メンバーとして参加することになるということです。
企画財政部は、 AIIB が今後、本格的に運営されれば、アジア地域で大型インフラ建設市場が開拓されるとして、「韓国の AIIB 参加決定で、建設、通信、交通などインフラ事業の経験の多い韓国企業の事業参加が増える可能性もある」との見通しを示しました。
そして AIIB の支配構造やセーフガードなどが国際的水準に合致するよう、韓国政府が友邦国とともに積極的に意見を表明し、中国に対して、 AIIB 創設案の改善を求め、最近かなりの進展があったと説明しています。