ソウルを流れる漢江の南側を東西に走る、地下鉄9号線の新論峴(シンノンヒョン)駅から総合運動場駅までの第2段階区間の運行が28日から始まります。
運行が始まるのは、2009年7月に開通した、金浦(キムポ)空港駅とソウル市江南の新論峴駅をつなぐ第1区間の東側の最終駅、新論峴駅から蚕室(チャムシル)の総合運動場駅までの総延長4.5キロの区間で、5つの駅となっています。
これまで、金浦空港駅から2号線総合運動場駅までは、最短で65分かかりますが、9号線の急行列車を利用すれば、乗換なしで38分で行けるようになります。
9号線は、通勤時間帯の混雑度が最も高い路線で、第2区間の開通によって混雑度がさらに高まるおそれがあることから、ソウル市では、混雑度が最もひどい区間で急行バスを期限付きで運行し、利用客の分散を図ることにしています。