28日は、地球温暖化を防ぐために世界自然保護基金の呼びかけで、世界中の人々が、同じ日の同じ時刻に電気を消すキャンペーンの「アース・アワー(Earth Hour)」が行われる日で、ソウルでも高層ビルやホテルなどの照明が消されます。
このキャンペーンは、毎年3月の最終土曜日に1時間、電気を使わないようにするイベントで、世界自然保護基金のオーストラリア支部が2007年にシドニーで初めて実施し、翌2008年からは世界各国が参加しています。
ことしソウルでは、公共機関やランドマーク、高層ビルやマンションなど合わせて38万か所が参加し、28日の夜8時半から9時半にかけての1時間、照明を落とします。
これによって、漢江にかかる12の橋や南山のNソウルタワー、63ビル、COEXの照明が消えるほか、ホテルや百貨店、ショッピングセンターなど20階以上の建物では、ビルの外観を照らし出す景観照明を30分以上消灯し、室内の照明も10分以上消灯することになっています。
これによって、5億ウォン以上の省エネ効果が期待できるということです。