去年はコメや麦、大豆などの穀物の生産量が大幅に増え、食料自給率が49.8%に上りました。
農林畜産食品部によりますと、去年2014年の食料自給率は、一昨年に比べて2.3%ポイント上昇して49.8%でした。
生産量の増加率で見ますと、麦は一昨年に比べて46.7%増加して8万8000トンで、大豆は25.2%増加して15万4000トン、コメは5.6%増加して423万トンでした。
韓国の食料自給率は、2009年は56.2%でしたが、2年後の2011年は45.2%まで減少し、2012年からは再び上昇しています。
これについて農林畜産食品部は、「去年は、いい天気に恵まれてコメの生産量が増加したほか、麦や大豆は、販売価格の上昇を受けて生産量を増やした農家が増加したため、食料自給率も上がったものとみられる」と説明しています。