北韓の大陸間弾道ミサイルの技術が相当な水準に高まったもようです。
アメリカ国家情報局のジェームズ・クラッパー局長は25日に下院国防分科委員会に提出した書面で、北韓による核弾頭を装着した長距離弾道ミサイル開発はアメリカにとって直接的な脅威だと強調し、まだ大陸間弾道ミサイルの発射実験はしていないものの、すでに実戦配備のための準備を進めているとしました。
こうした分析はこれまでにもありましたが、アメリカ情報当局が公式に確認したのは初めてです。
クラッパー局長は、金正恩第1書記の体制についても言及し、金正恩第1書記は過去3年間、粛清や処刑、指導部の交代などを進め、権力基盤を強固にしたという認識を示しました。