このほど第2区間の運行が始まった地下鉄9号線は30日、予想していたほどの混雑はありませんでした。
地下鉄9号線はソウルの江西区にある開花駅から松坡区にある総合運動場駅を結ぶ路線で、先週末の28日に第2区間の新論峴駅から総合運動場駅の区間でも運行が始まり、月曜日の30日のラッシュアワーに混雑が予想されていました。
この路線は急行列車が運行することから利用者が多く、この日は、午前6時過ぎから乗客が詰め掛け、午前7時過ぎには乗り切れない人もいましたが、出勤時間を早めるなど、乗客が分散したこともあって、予想していたほどの大きな混雑はありませんでした。
ソウル市は30の駅の安全要員を91人から460人に増員し、主要駅に救急車などを配置したりしましたが、これといった事故はありませんでした。
乗客は急行列車の増車を求めていますが、増車は来年以降に予定されています。
一方、ソウル市は乗客を分散するためにこの路線で無料通勤バス100台を運行しましたが、広報が不十分で知っている人が多くなく、バスの乗客は多くありませんでした。