銀行の定期預金の金利が先月、年2.04%に下がり、これまででもっとも低い水準となりました。
中央銀行の韓国銀行が30日、発表したところによりますと、先月、銀行の定期預金の金利は、前の月より0.05ポイント下がって、年2.04%となったということです。
これは、統計を取り始めた1996年以来、もっとも低い水準です。
銀行の定期預金の金利は、おととし12月の年2.67%をピークに下がり続け、去年12月に2.16%と小幅ながら上昇しましたが、今年1月から再び下落しました。
韓国銀行の関係者は、「3月の政策金利の引き下げで、銀行の定期預金の金利はさらに下がるとみられる」と話しています。