韓国では最近、ストレスを発散するために塗り絵を楽しむ大人たちが増えていると、アメリカの日刊紙が伝えました。
アメリカの日刊紙「ニューヨーク・タイムズ」が30日、報じたところによりますと、大人のための塗り絵ブックが世界的に人気を集めているとしたうえで、なかでも韓国での人気が熱いということです。
スコットランド人のイラストレーター、ジョハンナ・バスフォードが描いた、代表的な大人のための塗り絵ブック「ひみつの花園」は、これまで22の言語で翻訳され、140万冊が売れましたが、そのうち韓国で43万冊が売れました。
ニューヨーク・タイムズは、「ぬり絵は子どものもの」と思われがちだが、ストレスの発散、リラックス、集中力を高めるなどの効果があるとされ、最近では子どもを育てる親から専門職の従事者まで大人たちが塗り絵を楽しんでいると説明しています。