韓国の人たちが最も多く知っている日本人は安倍晋三首相だということがわかりました。
日本の公益財団法人の新聞通信調査会は30日、アメリカ、フランス、イギリス、タイ、中国、韓国の合わせて6000人を対象に、日本への関心などを調査した結果を発表しました。
それによりますと、知っている日本人の名前をきいたところ、アメリカ、フランス、イギリスの場合、最も多かったのは昭和天皇でした。
2番目に多かったのは、アメリカは野球選手のイチロー、フランスは映画監督の宮﨑駿、イギリスはオノ・ヨーコでした。
一方、タイ、中国、韓国の場合、最も多かったのはともに安倍晋三首相でした。
2番目に多かったのは、タイは蒼井そら、中国は山口百恵でした。
韓国は、2番目に多かったのは伊藤博文、3番目に多かったのは豊臣秀吉で、すべて韓国と関係がある歴史的人物が占めました。
新聞通信調査会の長谷川和明氏は、昭和天皇は西洋では最も有名な日本人だったのに対して、第2次世界大戦の被害国だった中国と韓国では10以内に入らない、特異な結果となったとしました。