検察は1日、アメリカのリッパート駐韓大使を襲撃したキム・キジョン容疑者を殺人未遂及び暴行の罪で起訴しました。
キム容疑者は殺害する意思はなかったと一貫して主張していますが、検察は、キム容疑者が刃渡り24センチの刃物を使ったこと、攻撃した身体部位などを考慮すると、殺害する意図が十分あったと判断でき、殺人未遂罪を適用したとしています。
キム容疑者は、先月5日、ソウル市内で開かれた講演会で、リッパート駐韓大使の顔や手首などを切りつけました。
一方、検察はキム容疑者が北韓で出版された出版物を所持していたことについて、補強捜査を進め、国家保安法に反しているかどうかを判断するとしています。