金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が北韓が独自生産した軽飛行機を自ら操縦して試験飛行を行う姿を、北韓のメディアが公開しました。
北韓の朝鮮中央テレビが1日、報じたところによりますと、金正恩第1書記は、労働党や軍の幹部らとともに飛行機生産工場を視察し、北韓が独自生産した民間用の軽飛行機を自ら操縦して試験飛行を行ったということです。
金第1書記が自ら飛行機を操縦する姿が北韓のメディアを通じて公開されたのは、去年12月に続いて、2回目となります。
朝鮮中央テレビは今回、工場内部の工程も公開しました。異例のことです。
これについて軍当局の関係者は、「前日の先月31日に、韓国軍が、独自の戦闘機システムの開発を目指す、KFX=韓国型戦闘機開発事業の優先交渉対象を選定し、開発に本格的に乗り出したことへの対応とみられる」と話しています。