エイプリルフールの4月1日に警察にうその通報などをする件数が大きく減ったことがわかりました。
警察庁が1日、発表したところによりますと、エイプリルフールに警察にうその通報やいたずら電話をする件数は、2012年に37件に上っていたものが、おととしは31件、去年は6件と年々減って、ことしは1件にとどまったということです。
このようにうその通報やいたずら電話が大きく減ったのは、発覚した場合、刑事罰を科し、損害賠償を請求するなど、警察が厳しく対応したためとみられます。
実際にうその通報やいたずら電話の件数に対する処罰件数は、2012年に11%だったものがおととしは24%、去年81%と急激に増えています。
現在、うその通報やいたずら電話をして発覚した場合、公務執行妨害の罪で、5年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金に処せられるか、または、軽犯罪処罰法によって60万ウォン以下の罰金、拘留もしくは過料を科されることになります。