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社会

大韓航空前副社長 控訴審の初公判開かれる

Write: 2015-04-02 10:20:34Update: 2015-04-02 10:22:21

大韓航空前副社長 控訴審の初公判開かれる

ナッツの出し方に激怒して、滑走路に向かっていた自社の飛行機を引き返させた事件で、航空保安法違反などの罪に問われ、一審で実刑判決を受けた大韓航空の前副社長の趙顕娥(チョ・ヒョナ)被告に対する控訴審の初公判が1日、ソウル高等裁判所で開かれました。
裁判で趙被告の弁護側は、現行の法律では航路についての規定が明確でないにもかかわらず、一審の裁判所が、空路だけでなく離陸前の地上も航路に含まれると解釈し、航路変更の罪を有罪としたのは、法律に反すると主張しました。
また趙被告の行動は運航を阻害するほどではなかったとして、航空保安法上の航空機安全運航阻害暴行罪についても否認しました。
これに対して検察は、 一審の裁判所が無罪と判断した「地位の乱用による公務執行妨害」の罪を有罪とすべきだとしました。
また、趙被告が心から反省しているのか疑問だとして、 一審の判決より重い刑を求めました。
控訴審の結審公判は今月20日、開かれることになります。
趙顕娥被告は去年12月、ニューヨーク発仁川行きの自社の旅客機に搭乗した際、ナッツを袋のまま出されたことがマニュアルに違反していると激怒して、滑走路に向かい始めた機体を搭乗口に引き返させて機内サービスの責任者を強制的に降ろしたとして、航空保安法違反などの罪に問われています。

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