アメリカの終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓半島配備をめぐる論議が、本格化する兆しをみせていることを受け、北韓の労働党機関紙は4日、非難する論評を出しました。
北韓の労働新聞はこの中で、先週ソウルで開かれた韓米合同参謀議長会談について、サード(THAAD)の韓半島への配備は、議題にならなかったということはあり得ないと主張し、「戦争の挑発者らがわれわれの領土に火花を散らせば、わが軍は即刻対応する」と述べ威嚇しました。
韓米合同参謀議長会談は、先月27日、ソウルで開かれましたが、これに続いて来週10日には韓米国防長官会談が予定されているため、北韓が神経をとがらせているものとみられています。