幹細胞を用いた臨床試験件数で、韓国は世界で2番目に多いことがわかりました。
食品医薬品安全処が7日に明らかにしたところによりますと、1998年から去年までアメリカの臨床登録サイトに登録された幹細胞を用いた臨床試験270件を分析したところ、韓国の研究グループが実施している臨床試験は39件で、アメリカの135件に次ぎ、2番目に多くなっています。
韓国で行われている臨床試験としては、脊髄損傷など神経系に関連した研究が9件で最も多く、消化器系関連が6件、整形外科関連が5件などとなっています。
食品医薬品安全処は、韓国の研究グループによる研究開発を支援するため、幹細胞治療剤の開発促進に向けた制度を整備するとともに、研究開発の動向を引き続き把握していくとしています。